店長日記
ストレスと栄養
2021.2.17(水)
先日は、ある60代の方とお話しをする機会がありました。
ホワイズ栄養食品はご利用いただいていないのですが、
昔からお付き合いのある方です。
その方が、親が高齢となり、
少し認知症も入り、ケアマネージャーとの相談や、
介護施設の利用などについて、
手続きなどで、ストレスが溜まり、
とっても疲れている。
とのことでした。
ゆっくりと時間をとって話しを聞いて、
たくさんしゃべってもらったら、
帰るころには多少すっきりした様子だったので、
少し安心しましたが、
会話の中で、
ストレスや疲れが溜まっているのなら、
ホワイズとかでしっかり栄養摂った方がいいですよ。
と言ったところ、
「それとこれとは話しが別」
といった内容のお返事。
どうも、ストレスや疲れと栄養はこの方にとって、
繋がっていなかったようです。
その話しは、思いっきりスパッと切り離されてしまったので、
そのあとは栄養の話しを続けることはやめましたが、
少し残念な気持ちになりました。
たしかに、
今置かれている状況は、事実であって、
変わりませんが、
人間は過度なストレスを浴び続けることで、
いづれ身体は支障をきたしてきます。
なぜなら、そのようなストレスに身体が対処するときには、
身体はホメオスタシスをはたらかせ、
正常の状態を維持するために、
大量の栄養素が消費されます。
とくにタンパク質やビタミンなど。
ストレスによるビタミンCの消費は、
ビタミンC研究の第一人者である、
東京都健康長寿医療センターの石神昭人先生の
研究により明らかになっています。
よって、ストレスに対して、
しっかりとした栄養の補給がないと、
いづれ体の健康状態が崩れてくるのは明白です。
また、身体が健康な状態であれば、
ストレッサーに対して、
どう対応するのか、思考力もよく働き、
その対応策なども考えられる余裕も出てきますが、
体力が無くなってくれば、
身体機能は、基本的な生命の維持に集中してきますから、
あまり思考も働かなくなります。
風邪をひいて、寝込んでいる時は、
素晴らしいアイデアなんで浮かばないように。
人と会話して、ストレスを発散することも
もちろん大切なことだと思いますが、
それでもやはり、体力あってのこと。
親の介護という大変な苦労や心労は、
相当なものだと思います。
だからこそ、共倒れにならないよう、
自身の基礎体力もしっかり維持していかなければ
いけないと思います。
超高齢化社会、少子化社会が始まっています。
私も他人事ではありません。
自分の親が要介護になったらどうするか、
あるいは、
近い将来、自分が要介護にならないように
するにはどうしたらいいか。
あらためて考えさせられましたが、
ともかく、
一つの答えは、
できるだけ最後まで健康でいることです。
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