店長日記

ビタミンD(その2)

店長備忘録


ビタミンD (その2)



ビタミンDは、

ビタミンD2とビタミンD3に分かれている。

ビタミンD2は主に植物に含まれる。

ビタミンD3は主に動物に含まれている。

人ではビタミンD3が最終的活性物質、

「活性型ビタミンD」として

カルシウムの代謝に関与している。



つまり、ビタミンDは、

1、腸管からのカルシウム吸収を高める
2、腎臓付近での尿細管に作用してカルシウムの尿中排泄を抑える。
3,骨組織からのカルシウムを取り出す働きをする。


などの作用によって血中のカルシウム濃度を高める働きを持っている。


近年、日本人の若年女性や高齢者で慢性的なビタミンDの欠乏が明らかに。

血中のビタミンDの濃度(血清25(OH)D3濃度)が、

通常30ng/mL 以上と十分な人の割合は、9.1%

すなわち、91%の人がビタミンD不足の状態である。



特に日本の若い女性は著しい低濃度。

その要因として、日焼け止めクリーム(UVカットクリーム)の

過度の使用が指摘されている。


国際骨粗鬆症連盟からの声明で、

世界的に女性のビタミンD不足が挙げられている。



若い頃の女性のビタミンD不足は、

○ 40代からの骨粗鬆症の増加。

○ 50代からの骨粗鬆症骨折の増加

○ 60代からのフレイル(虚弱)、サルコペニア(加齢による筋肉の減少)の増加

につながると予想されている。


日本人のビタミンD不足が心配です。

2020.8.7


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