店長日記
2021.11.11 医療費 過去最高44兆円!
厚生労働省の発表によると、
2019年度に保険診療にかかった
医療費の総額である国民医療費が、
前年度比2.3%増の
44兆3895億円になったとのこと。(ひえ〜)
一人当たりでは、
前年度比2.5%増で、
35万1800円となり、
いずれも3年連続の増加で、
過去最高を更新したそうです。
国民医療費とは、自己負担額と公費負担額の総額のこと。
単純計算で考えると、3割負担で医療を受けた人は、
2019年は年間105,000円くらいの自己負担で
医療を受けたということになるでしょうか?
「保健が効く」というのは、
医療を受ける当事者にとっては、とても助かる話ではありますが、
一方では、「安いから」といって安易に保険を使うことにもなります。
本当に必要性があって使われているのは、
総額44兆円のうちのどのくらいなのでしょうか?
医療が発達してきてはいますが、
国民医療費が過去最高を更新するということは、
病気の人がどんどん増えてきているということ。
医療って、本当に人を健康にしているのだろうか?
と疑問を感じてしまいます。
医療は病気や怪我を治してくれる専門家ですが、
体を健康にしてくれるのは自分自身です。
毎日の食事や生活習慣に気を配り、
健康を維持するのは自らの行動に他なりません。
そのところを顧みず、
「病気になったら医者が治してくれる。」
と考えている人がなんと多いことでしょう。
これからどんどん高齢化が進みます。
医療費はさらに増えると予想されます。
だれがその医療費を賄ってくれるのでしょう?
現役世代の若い人たちもどんどん減り続けています。
いつまでも、豊かな社会保障に安住していると、
将来日本の社会保障は潰れます。
確かなセーフティーネットを維持するためにも、
一人一人の健康自主管理の精神が
これからもっともっと必要になります。